【アニメ】王様ランキング 第16話 戦争は戦争でしかない【感想】

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こんにちは、このりです。

ここからネタバレ・感想含みます

第16話『王の威厳』

ボッジの命

デスハーから今回の戦争の原因はミランジョだと告げられた時、ボッジは過去の記憶を思い出したようだ。
自分の母がミランジョの企みによって亡くなったと思い出す。

ミランジョによって母が殺されてしまった事はボッジはどう思っているのだろう?
いまいち心情が読み取れなかった。
悲しい思い出として残っているのは分かる。
ただ、なんとなく恨んでいないようなそぶりだった。
ミランジョ自身がどんな闇を抱えているのかは知らない。
そして、その動機が復讐に繋がる事だったとしても同情は出来ない。
やられたから、やり返す、それはお互いのためにならないのだ。
正論を言ったところでどうしようもないのだけれど、それが真実なのだ。
傷つけられたら、優しさで包み込まなければ終わらないのだ。
傷ついた後にしなくてはいけない事は、見捨てる事でも復讐する事でもない。
ボッジはそれが理屈じゃなく、分かっている気がする。

戦争は戦争でしかない

デスハーの父は酷い男だったようだ。
デスハー、デスパー、共にこのままでは良くないと内乱を起こす。
父との戦争だ。
戦争をすることで平和を目指していた。
しかし、父の武力は強大だったようだ。
正々堂々と戦っている様じゃ、勝てる見込みは無かった。
そこでデスパーが考えた戦略は非道な事だった。
毎日、嘔吐するほど精神を病みながらデスハーとデスパーは戦った。
そして、今の平和がある。

デスパーは自分を責めた。
罪悪感を押し殺し、戦争を勝ち抜いた。
しかし、戦争はお互いが自分の求める平和を目指す戦いでもある。
正義などどちらにもあるのだ。
たとえ、辛い思いを押し殺して戦い抜こうが関係ない。
誰かが傷ついて不幸になる。
勝った本人でさえ、傷つくのだ。
ほとんどの人間が愚かな理由は、傷ついたことを忘れる生き物だからかもしれない。
自分の欲に逆らえる理性を持ちながら、理性を抑えなくていい理由を常に探している。

二人の謝罪

ドーマスとホクロはボッジに土下座して謝るのであった。
それは誠意のある姿勢だった。
しかし、ボッジは葛藤していた。
優しいからこそ、何も言えないのだ。
ドーマスの良い部分をいっぱい知ってるからこそ、混乱した。
ボッジの代わりにカゲがボッジの感情を代弁してはくれたものの、ボッジは整理がつかない。
混乱した自分を落ち着かせるため、ドーマスたちから逃げ出した。
カゲは自分はボッジの味方であるという信念がある。
逃げ出したボッジを追いかけるのであった。

謝ると言うのは相手に許してもらうという行為ではない。
謝った本人が罪の意識から解放される行為だ。
優しい人ほど、謝られても困るのだ。
ドーマスとホクロの内情は僕は知っているけれど、ボッジは知らない。
厳しい事を言うようだけど、行動で見せるしかないのだ。
二人の今後に期待したい。
間違った選択をしてしまうのは誰でもある、二人ならボッジに寄り添った行動をこれからしてあげれると思う。
ピンチはチャンス、その言葉を二人に送りたい。
 
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