【アニメ】王様ランキング 第14話 フワフワして気持ちがいい【感想】

アニメアニメ

こんにちは、このりです。

ここからネタバレ・感想含みます

第14話『王子の帰還』

ドルーシの信念

ミランジョが放ったキメラたちにボロボロにされてしまうドルーシ。
足は食いちぎられ、片目を負傷し、体は傷だらけ、見るに堪えない状況だ。
そんな姿になってしまっても、ヒリングを守り続けていた。
もう、意識も朦朧としていく中で自分が守らなければという信念だけで動き続けていた。

ヒリングを守る、その一つの理由だけでここまで命を懸けれるドルーシを見ていると涙が出そうになった。
自分の命など二の次、傷だらけの体は痛いとかそんなレベルではない。
自分の愛する恋人でもなければ、息子や娘でもない。
あくまでもボッス王の王妃だ。
今のボッス王は疑いの目で見ている中で、ヒリングとのつながりは王妃の盾であった事だけ。
ここまで信念を持って行動できるのは並大抵の覚悟ではない。
ドルーシの強さの真骨頂は体の強さではなく、心だと思った。

抱きしめてくれる存在がいる事

ボッジにとってヒリングは抱きしめてくれる存在だった。
そして親として厳しい存在でもあった。
ボッジが優しい心を持ちづ付けていたのもヒリングがいたからだった。
ヒリングにとって、ボッジという存在は本当の息子ではないにしても母である事には変わりはなかった。
口は悪いし、態度はデカい、でも母として抑えなければならない事をちゃんとしていたのだ。

ヒリングにとって自分の本当の息子ダイダがいるにしても、ボッジという血の繋がりのない息子を大切に育ててきた。それがよく分かる。
ヒリングは複雑な心境だったと思う。
前の妻の子供を自分の子供の様にちゃんと育てるというのは、どれだけ難しい事か。
自分の本当の息子をひいきしてしまうような欲にかられることだってあっただろう。
しかし、そうはしなかったからこそ、ボッジが心を許しているのだと思った。
ヒリングの力は人を癒す力、とても似合ってるなって思った瞬間だった。

フワフワして気持ちいい

カゲの素性を知らないヒリング。
ヒリングからはカゲが得体が知れないし、まがまがしさも感じると言われてしまう。
ヒリングはカゲを疑いながら、ボッジに忠誠を誓えと言うのであった。
カゲはその無礼なヒリングに「馬鹿たれ!」と暴言を吐いてしまう。
そんな険悪な状況になってしまった中、蛇のミツマタに誤解を解いてもらうのであった。
すると、ヒリングは自分の間違いを認めお礼を言うのであった。

カゲは今まで人に褒められてきた経験が無かった。
自分の役割は、盗み、強盗、暗殺、褒めてもらえるような仕事ではなかったからだ。
ヒリングに面と向かってお礼を言われ、「フワフワして気持ちが良い」と自分の感情を表現しているカゲを見ていて微笑ましかった。
褒められる事をするというのは、誰しもが嬉しい事だし素晴らしい行いだ。
でも、褒めてあげるという事はそれ以上に素晴らしい行いだと思った。
人を褒める、人を認める、それは幸せや平和につながるのだ。

偉いとは責任を持つ事

ボッジはギガンを倒した。
ギガンはボッジの強さを認めた。
忠誠を誓い、仲間になりたいと言うのであった。
しかし、ボッチは友達の方が楽だと言う。
するとヒリングはボッジを叱るのであった。
貴方は王族の人間、普通の人とは違う。
威厳を持ち、責任を持たなくてはならない。
偉い存在でなければならないのだと。
偉い事は悪い事ではない、そんな存在がいることで幸せに生きれる人たちが増えると思う。
ただ、偉いだけの存在であることは周りを不幸にする。
今の世の中どれだけ責任を持った偉い人がいるだろうか?
責任を持つというのは難しい事だ。
偉いんだから責任を持てだなんて、無責任な事は言うつもりはない。
しかし、世界を包み込むほどの優しさと責任を持った偉い人が少しでも多くいてほしいなと思った。
ボッジの夢は王になる事、その道筋はそんな簡単な事ではないだろう。
しかし、ボッジの優しさがあれば幸せな世界が待っていると思った。
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