こんにちは、このりです。
第18話『神々との争い』
ホウマ国とギャクザ国
かつてホウマ国に居たのがミランジョだった。
ボッス王はそこでミランジョとミランジョの母と出会う。
傷ついた体だったボッス王はミランジョの母に治療を受けた。
だからこそ、彼らに恩があった。
ホウマ国は傲慢な神国との戦争になったとき、ボッス王も一緒に戦うのであった。
しかし、戦場は劣勢だった。
そんな時に、ギャクザ国という貧しい国と協定を結んだ。
そこでホウマ国の人間は彼らに魔法を教え、ギャクザ国は繁栄していくのであった。
しかし、神々との戦いで勝てないと悟った時、ギャクザ国の人間はホウマ国を裏切ったのだ。
ホウマ国、ミランジョ、ミランジョの母が悲惨な目に会ったのは言うまでもない。
ギャクザ国の人間は、生き残るためには何でもしてきたようだ。
恩を仇で返すような出来事であっても、それが彼らの生き残るための知恵だった。
僕の住む日本という国は、比較的幸せな国だと思う。
だからこそ、美しいとされる行いが実を結ぶ。
ギャクザ国の人間にとって、美しい行いの概念は無いのかもしれない。
なぜなら、実を結ばないからだ。それでは生きていけないのだ。
貧しい国にとって、美徳な行いとされることは生きるすべではないのである。
育ってきた環境は、突然環境が変わっても考え方までは変わらない。
生き残ってきた知恵は、経験に基づき固定概念になる。
一概に、ギャクザ国をひどい奴らだと思えない僕がいた。
育ってきた環境が悪ければ悪いほど、美徳はただのエゴになる。
人の幸せの上に自分の幸せを
ミランジョは過去の母との会話を思い出していた。
ボッジが自分の国の幸せを願い、命を懸けてケンオウと戦っている姿を見ていた事もキッカケだったかもしれない。
母の言葉とは、「人の幸せの上に自分の幸せを築きなさい」ということだった。
ミランジョの中で、自分のしていることに対しての疑問が芽生えた瞬間だったのかもしれない。
全ての人間が幸せな世界を築く事は可能なのだろうか?
僕としては理想の空論である気がする。
自分の周りの人間だけでも幸せにしたいと願う事、そんな想いをすべての人が持ち合わせていたら可能なのではないかと思う。
しかし、すべての人々がそんな考えを持ち合わせている訳ではない。
そうあってほしい想いとは裏腹に、人間の前に動物である訳でそんな理想郷は不可能だと感じてしまう。
ボッス王が築き上げた国は優しい人が多すぎる。
ヒリング、ドーマス、ドルーシ、べビン、アピス、皆優しすぎた。
ボッス王がどれだけ偉大だったかよくわかる。

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