【ドラマ】カルテット 第6話 感想 気づいたときには無くなっていた恋愛感情

ドラマ

 

こんにちは、このりです。

カルテット第6話。

思っているより人間は子供なのかもしれない。
あの人も、この人も、大人な様に見えて子供である。

・仕事が出来る
・一人で生きて行く力がある
・自立してる

それは大人である事とはベクトルが似ているようで同じじゃない。
結婚をするという事は大人になる為の階段を上る作業だ。
いろいろな荷を背負い、幸せや辛さをかみしめながら結婚生活を続けようと試みる。
それは好きな所だけを愛するのではなく、嫌いな所も含めて歩み寄る作業だ。
歩み寄る事が出来なかった事が、自分自身の課題であり、絶対に許せない事なのだろう。
そして階段を上る事を途中で諦めてしまった時、離婚という現実が訪れる。
大人を極めることを止めた時、子供に戻る事を許され荷を下ろせる。
そう考えると、結婚するという事が地獄であると語った諭高の言葉にもうなずける。
そして離婚は悪い事ではなく、自分を貫いた勲章なのかもしれない。
しかし、地獄というにはかなり悪意がある。
地獄ではなく修行と言った方が角が立たないだろう。

相手がどんな自分を好きなのか知る

真紀にとって、旦那さんの存在は自分の好きだった物事を捨ててしまってもそばに居たい存在だった。
しかし、旦那さんにとって真紀という存在は居ても居なくてもいい存在だった。
それは悪い意味ではなく良い意味で。
居ても居なくても良いが、そばに居てほしかった存在だった。
真紀がもっと自分中心で生きていれば、旦那さんは彼女のそばから離れなかったのかもしれない。
結婚に限らず、恋人同士であっても、相手中心であることは良い事ではないのだろう。
たとえ子供が出来たとしても、それは言える事なのかもしれない。
諭高の元妻が「子は鎹になったら夫婦生活は終わり」と語った理由が、今になって分かったような気がする。
もちろん、夫婦になる事や子供が出来る事はめでたい事だ。
独身でいることは子供でいれる事だとも思う。
しかし、結婚も子供も大人でいなくてはいけない理由にはならないようだ。
大人でいる事、子供でいる事、その前に自分で居ることが重要なのだと思った。
ずっと一緒に居たいから、自分で居続けなくてはならない。
恋の始まりには、結婚も子供もないのである。

言葉は唯一想いを正しく伝えられる

行動で示す事は大切だ。
行動よりも真実である事は無いだろう。
しかし、行動だけではダメである。
逆に言葉だけでもダメである。
両方が伴わなければならない。

真紀の旦那にとって許せなかったことは、プレゼントした詩集を鍋敷きにした事
真紀が許せなかったことは、唐揚げにレモンをかける事が嫌いな事を今まで隠していた事

どちらの事にしても、二人は伝え合う事をしなかった。
喧嘩をすることもしなかった。
客観的には些細なことかもしれない。
しかし、些細な事が必ず許せる事であるわけでは無い。
どんなに行動で示そうが、どんなに言葉で伝えようが、相手の不安や不満を拭い去る事が出来るとは限らない。
だからこそ、嫌な事、好きな事、は早い段階で伝え合うべきなんだと感じた。
長くそばにいるから伝えられなくなってしまう事ってあるけれど、ちんけなプライドで伝えることから逃げてはいけないと言われている様だった。

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