【ドラマ】カルテット 第5話 感想 嘘を真実だと思うと全てが裏返る

ドラマ

 

こんにちは、このりです。

カルテット第5話。

・嘘から出たまこと
・嘘つきは泥棒の始まり
・嘘も方便
嘘を嫌う人は多い。
しかし、嘘をつかないで生きてきた人はいないだろう。
嘘という漢字は、口+虚からなる。
嘘をつくことは、むなしいのである。
たとえ、相手の為を思って言った言葉であっても、一番傷ついているのは嘘をついた本人なのだ。
一丁前に、嘘をつかれた方が傷ついた気持ちになって主導権を握ろうとするけれど、嘘をつかれた方にも原因がある。そこには、思いやりや、悪い企みがあろうとも、信じるか信じないかは貴方次第。
都合のいい様に信じて、都合のいい様に疑う、そんな人間では嘘を毛嫌いする権利は無い。

クソ野郎

真紀は旦那が失踪しただけだという事を信じていた。
それはなぜかと言われれば、旦那の母も過去に一度同じ経験をしていたからだ。
旦那は母と二人暮らしだった。
しかし、母の面倒を見るのが耐えられなくなったらしい。
たぶん、旦那の母真紀は似た者同士なのかもしれない。
男は皆、マザコンだ。
母という存在をどこかで求めている。
自分の奥さんになる人も、母に似ている部分があるんだと思う。
だからこそ、真紀に対しても同じような行動を取ったのだと思う。
もう、逃げ癖がついているクソ野郎なのだ。
愛しているけど、好きじゃない、とか言える所が繊細な人なんだろうなと思った。

てゆうか、仕事だし

真紀たちカルテットは、自分が求めている物と違う事をさせられている事に苛立ちを感じていた。
ちゃんとした演奏をしたいと思っているのに対して、求められている物は映えるキャラクターを演じる事だった。
色物を演じる事は彼らにとって屈辱的だったようだ。
三流は楽しく演奏をすればいい」と言われてしまい、何も言えなくなってしまう彼らだった。
お金をもらって仕事をするという事はプライドを持つ事と同時にプライドを捨てなければならない。
自分たちが何をしたいかではなく、お客様が何を求めているのかを敏感に感じ取らなければならないのだろう。
それが最低限三流である為のラインなのだ。
自分の表現したい事を見ていただくためには、一流、またはニ流である必要がある。
しかし、それは三流という道を進んだ先に見えてくる世界だと納得するしかないのだ。

三流の自覚を持つ

当日、ピアニストが遅れたためカルテットとの合わせが出来なくなるというハプニングが起こる。
すると、ピアニストの要望でカルテットは音楽に合わせて当て振りをする様に注文が来る。
諭高は「こんな仕事やる必要ない」と言うのであった。
しかし、真紀は違ったようだった。
「これが私たちの実力だ、現実なのだ」と語るのであった。
しっかり三流の自覚を持ってやり切ろうと覚悟を決めたカルテットだった。
四流から三流になれた彼らにおめでとうと思った瞬間だった。
最初から一流な人間はいない。
一歩ずつ上っていくのである。
階段を上るのが早い人はいるけれど、遅い人が恥ずかしいわけではない。
遅くたって上ったもん勝ちだと僕は思う。

そう語る僕は、四流ですらないのだけれど…

ズボン履いてるけど、ノーパン

{浮気はバレなかったらしてもいい=ズボンは履いているけどノーパン}みたいな事?と語るすずめ
人間関係なんて、ズボンは履いているけどノーパンみたいな物だと語る有朱
夫婦も嘘で成り立っている物だと語る有朱に対して、言葉を濁す真紀
しかし、嘘はない方が良いと語るのであった。
夫婦の間に恋愛感情なんて無いと語る有朱に、真紀はあった方が良いと言う。
耳障りのいい事を言う人って現実から目をそらしてるだけだと有朱は語るのであった。
有朱は、可哀そうな人だなと思った。
たぶん、誰よりも嘘が許せないのだろう。
だからこそ、嘘を肯定して納得してる。
嘘だろうと真実だろうと思っているほど、意味は無いのだ。
意味があるのは、今ある現実だけ。
理由を付けて、何かを悪にして納得したい気持ちは分かるけれど、その基準を相手に押し付けるのは良くないなと思った。
ふと思ったことは罪ではない、行動に移してしまう事が罪である。
人間であるという事は、そういう事だ。

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