こんにちは、このりです。
カルテット第4話。
宝くじが当たったとしても、宝くじの有効期限が切れていたら、それはゴミだ。
しかし、思い入れのあるゴミだ。
失踪中の旦那の靴下も思い入れのある物だけれど、ゴミと言えばゴミである。
なぜなら、自分では使えないからだ。
人はゴミであったとしても、思い入れのあるものを大切にする。
誰かがゴミと認識している物であっても、他の人にとっては宝かもしれない。
結婚はこの世の地獄
諭高は結婚と離婚を経験していたようだ。
そして子供もいた。
彼が語るに「結婚はこの世の地獄、妻はピラニア、婚姻届けは呪いを叶えるデスノート」だそうだ。
しかし、彼にとって子供は掛け替えのない存在であることは認識している様だった。
どんなに人間としてクズだったとしても、子供という存在は目に入れても痛くない存在なのだろう。
諭高がクズな人間かどうかは分からないけれど、旦那という存在としてはまだまだ未熟だったのだろう。
結婚という人間が考えたシステムは、彼には合わなかったのかもしれない。
彼が不貞腐れたように「元気があったら結婚はしない」と言う通り、保守的な行事だなと感じた。
だが、この世の中は保守的な人間ばかりではない。
全ての人にメリットのある法律がない様に、結婚もデメリットにしか感じない人がいるのも当たり前か。
妻をピラニアと形容するあたり、鋭い歯を持ち合わせていたのだろう。
しかし、ピラニアは人間を殺すほどの殺傷能力も無ければ、実は臆病で逃げ足が速い。
尻を噛まれても奮起できなかった諭高は、ピラニアの天敵のカメだったのかもしれない。
諭高は責任感が強い?
彼が事故で入院した時、お見舞いに来てくれたのは息子だけだった。
息子は「早く大人になりたい」と諭高に言ったそうだ。
しかし、父である彼は心の中で「子供にもどりたい」と思ってしまう自分に罪悪感があったみたいだ。
大人になるという事は責任を持つという事だが、彼にとってはその事が耐えられないほどストレスだったのだろう。責任感を持つこと、それは完璧でなければならないという彼の神経質さからうかがえる。
責任感がある事と、責任感が強い事は、同じようで同じではない。
強すぎるがゆえに無責任でいたいのだろう。
醤油でもソースでも食べれる男はモテる
諭高の元妻が言うには、醤油でもソースでもアジフライを食べれる男はモテるそうだ。
これはどういう意味なのだろう?
臨機応変に文句を言わず受け入れられる男はモテると言いたいのだろうか?
たぶん、そうだろう。
僕だったら、ソースだろうが、醤油だろうが、塩だろうが、出された物を躊躇なくいただく事だろう。
それが例えピーナッツバターだったとしても、「今日は素のままいただきたい」と相手を逆なでする事はしないと思う。
しかし、僕はモテない。
ピーナッツバターを付躊躇なく付けて食べれる奴がモテる訳だ。
息子が見えなくなるまで手を振った
諭高の涙。
そこには自分の不甲斐なさがあったのだろうか。
・自分では元嫁とはやり直せないと分かっている事。
・人生をかけるほどの覚悟が持てない事。
・「離婚はいつまで?」の息子の言葉に何も言えない事。
・元嫁の「お前はそのままでいい」の言葉
若ければ若いほど離婚率が高いこのご時世。
勢いで子供を作ってしまうのは、残酷過ぎるのかもしれない。
しかし、勢いそのまま幸せになる人たちもいる。
その違いは何なのだろう?
きっと責任感があり、責任感が強くない事が重要なのかもしれない。

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