【映画感想】レナードの朝【神様がいるなら…】

映画

 

こんにちは、このりです。

神様が本当にいるのならば、きっと臆病で好奇心旺盛なんじゃないだろうか?

2ちゃんねる創設者のひろゆきの言葉

神様はいるか、いないか、についての質問に、神様が本当にいるのであれば相当性格が悪い奴で間違いないと「ひろゆき」は言った。

シリアの14歳の少女がTwitterをやっていて、その少女の友達が爆弾で死んでしまったというツイートをしたそうだ。その少女もいつ死んでしまうかもわからない状況で生きている。しかし、彼女自身は特別悪い事をしていたわけでもなく、ただそこで産まれて生きてきただけなのだ。
そんな可哀そうな人を助けないなんて、神様は相当性格が悪い。

しかし、僕はそうは思わない。

『レナードの朝』から学んだこと

この映画の主人公のレナードはパーキンソン病を患い30年という歳月を意識もなく固まり続けた。
人付き合いの苦手なセイヤー医師はパーキンソン病の特性に注目する事となり、レナードと関わる事になる。
この映画は、一時の軌跡を目のあたりにするセイヤー医師と、奇跡を味わうレナードの話。
残念な事にハッピーエンドではない。
実話に基づいたノンフィクション映画でもある。

あらすじ

セイヤー医師はパーキンソン病について興味を抱き、過去の資料を見ながら現場の患者さんと対話しつつ研究していた。そこでパーキンソン病の新薬を使う事を試みる。
まだ公式に認められていない薬ではあるが、最も重症のレナードに対して使うことを上司とレナードの唯一の家族である母親に認めてもらう。当初はなかなか成果が現れなかったが、ある夜、レナードは自力でベッドから起き上がり、セイヤーと言葉を交わす。
ここからレナードとセイヤー医師との交流が始まり、レナードは30年の時の流れを認識していく。
しかし、この新薬は使用していると体に耐性が出来てしまい、効果が無くなっていくのであった。
レナードが新薬を投与してから数か月で、また元通りの意識のない固まった状態に戻ってしまうのであった。

レナードの心情は心に刺さる

レナードはその数か月の間に好きな物を食べたり、外に出かけてみたり、誰かとお喋りしたり、恋をしたりする。その時間は濃密な時間だった。
薬の効き目が悪くなり、自分には時間がないと理解していた。
だからこそ、一生懸命生きようとしている姿は健気で儚かった。

神様はどんな性格なのだろうか?

セイヤー医師に結婚はしてるの?と聞くレナード。
セイヤー医師はこう答えた。

「人間は好きなんだけどね。恥ずかしいのだけれど、僕には理解が難しい。驚かされることが多くてね」

神様も同じような気持ちなのではなかろうか?

レナードにとっての神様

セイヤー医師はレナードにとって神様だったと思う。
レナードの時間はセイヤー医師が居なければなかった時間だからだ。
レナードは新薬が効いていた間に生きて、新薬が効かなくなって死んでいった。
科学的な生と死の話ではなく、動かなくなっていくレナードを見守ったセイヤー医師。
自分のしたことに苦悩する姿が、僕には神様に見えた。

神様は全知全能な存在ではない

神様は全知全能な存在では無いのだと思う。
都合の良い様に生きてもいないのではないだろうか?
セイヤー医師の様に人間の考えを理解するのに苦しみ、驚かされることが多い。
臆病で好奇心旺盛なのではないかと思った。

儚いけれど素敵な映画

・生きることの儚さ
・人間の傲慢さ
・死への恐怖
・人との関わり
・食べることの幸せ
僕たちが思う当たり前のことは、誰かにとっては当たり前ではない。
持っている人より、持っていない人の方が、その物事の良さを知っていたりする。

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