【映画感想】最強のふたり【親友とは?】

映画

 

こんにちは、このりです。

知り合い、友達、親友、恋人、いろいろカテゴリーはあるけれど、そんな名称はただの自己満足でしかなく自己申告でしかない。コイツといたら楽しいとか、コイツといたら幸せとか、そんな漠然とした気持ちだけでいいと思うのだ。
そんな間柄の事を最強のふたりと言うべきなのだと思う。

最強のふたりとは?

もう10年以上前に見た映画だけれど、この映画ほど笑顔になれた作品は無いと思う。

あらすじ

パリに住む富豪のフィリップは脊髄損傷で首から下の体を動かすことができず、フィリップと秘書のマガリーが住み込みの新しい介護人を雇うため、候補者の面接をパリの邸宅でおこなっているところから始まる。
そこにドリスが面接を受けに来るのだが、ドリスは職に就く気はなく、給付期間が終了間際となった失業保険を引き続き貰えるようにするため面接を受けて不合格になったことを証明する書類にサインが欲しいだけだった。
気難しいフィリップは、他に立派な志望動機や資格を持った候補者を気に入らず、なんの経験もないドリスを何故か周囲の反対を押し切って雇うことにするのだった。

このり
このり

簡単に言うと富豪のフィリップと貧困育ちのドリスの物語

金の切れ目が縁の切れ目

フィリップは自分の人生に絶望を通り越して虚無感を抱いている。
お金は腐るほどあっても、けして幸せそうではなかった。
自分の周りには金に近寄ってくる奴らばかりで、人間不信になるのも無理はないだろう。
何が一番嫌かって言われれば、『お金ではない、やりがいを感じたいんだ』と取り繕う奴らにうんざりしていた。
しかし、ドリスは違った。
隠すことなく、素直に金が欲しいという姿を見せつけた。
高望みはしない、ただ今できる事、生きるために金が欲しいという単純な理由。
そんな精神にフィリップは魅力を感じたんじゃないかなと思う。
フィリップにとって綺麗ごとを言われるよりも、素直に『金のためだ』そう言われた方が納得できたのだろう。

生きるとは楽しみを見つける事

ドリスにはドリスの悩みがあり、問題がいくつも浮き彫りになっていくのだが、人生はそんなものだと悟っているような落ち着きがある。
苛立ちを見せることはあっても、常に人生の面白さを見つけては楽しんでいるような奴だった。
それは映画を見ていれば分かると思うのだけれど、本当に生き方をよく知ってる。
勉強はしてこなかったかもしれないが、頭のいいタイプだと思う。

心の壁が溶けてゆく

節度を守った生き方をして、しっかり勉強もしてきたフィリップ。
なるべくして富豪になった彼に対して、勉強なんてできる環境でもなかった、生きるために生きてきたドリス。
正反対のふたりが交わったとき、お互いに心を許し合う関係になっていく過程が見ている僕自身の心の壁も溶かしてくれるようだった。

このり
このり

誰も信じれる人なんていない。
親だって裏切るときは裏切る。
一人で生きていく力を付けなければ。
そんな気持ちを持った方にはぜひ見てほしい作品

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