こんにちは、このりです。
僕は統合失調症
僕は十代の頃から統合失調症になり、学生時代は周りの人とコミュニケーションが取れなかった。
コミュニケーションを上手く取れる人を遠くで眺めていた時、物凄く孤独感を感じていた。
自分もあんな風になれたら、人生楽しんじゃないだろうかと憧れを抱いていた。
それは今でも感じる思いではあるけれど、まだ僕には力不足で理想には遠く及ばない。
僕にとっての普通の人とは？
僕にとって普通の人とは、周りの人たちと馴染むことが出来る人の事だった。
馴染むとはグループに所属するというほうが分かりやすいかもしれない。
コミュニティーがあって、そこで自分の居場所を確立している人。
僕自身が客観的に見て、そう思える人の事だ。
人と馴染むことが出来る人は皆まともな人だと思っていた。
まともという定義が人それぞれ違うので、説明しずらい所ではあるが…
考え方が変わった日
ただ、あるタイミングで自分が思っているほど周りはまともでは無い事に気づいた。
あの友達の多い彼も、笑顔の絶えない彼女も、優しいあの人も、皆知れば知るほどまともではない。
僕は自分を過小評価しすぎるあまり、周りの人を崇拝しすぎていたようだ。
・あの人は、こんなことが出来る
・この人は、良い評価を受けている
・その人は、辛い経験を乗り越えてきた
いい所を見る様に心がけている自分は、嫌な所から目を背けるようになった。
嫌な所を受け入れるだけの余裕が僕に無かったからだ。
少し余裕が出来た僕
相手の嫌な所を少しづつ見るようにした。
そして、受け入れられるかそうでないかを考えるようになった。
すると、皆おかしい所を持っていることに気づいた。
・僕は少し安心した
・少し嬉しかった
・そんなに苦しまなくてもいい事に気づいた
みんな頭がおかしい所を持っているから、僕もおかしくたって変じゃない。
いや、変でよかったのだと思えるようになった。
でも、変わらない僕
でも、いまだに憧れる。
普通っぽい人に。
そして、自分の居場所がちゃんとある人に。
自分の居場所の作り方
周りに居場所を作ってあげる事が出来て、初めて自分の居場所が出来るらしい。
作ってもらうという考えは、愚かである。
自分から行動していかなければならないという事なんだろう。
僕にはまだ先が遠い話だけれど、君がいたから勇気が出たと言われる人になりたい。
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2021.12.22
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