【深夜ドラマ】来世ではちゃんとします 第6話 感想

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こんにちは、このりです。

「来世ちゃん」の感想始まるよ!?

以後ネタバレを含みます

第6話感想

相手にとって都合が良い人でいる事

A君からの急な呼び出しがあった桃江。
仕事中だったにもかかわらず、残り分は明日リカバリーするからと急いでいた。
デスクの一番下の引き出しには勝負下着が入っており、どのタイミングでも大丈夫なようにしている彼女。
ムダ毛も頻繁に処理してるようで、余念がない。

桃江はすごい頑張り屋だなって思った。いつでも対応できるように意識し続けるってなかなかできることじゃない。
自分が求めている事が得られなくても、いつか報われるかもしれないという思いだけでここまで頑張れるのは一つの才能だと思うのだ。
下着がセクシーじゃないとか、ムダ毛があるから萎えるとか、すべては辛辣な男性の感覚なのだろうけれど、男性がもう少し心に余裕を持った見方が出来ると女性も生きやすい世の中になるのになと思う。

気持ちが伝わってるのか分からなくなる瞬間

A君の自宅へ着くと彼は腕時計を見ながら、ギリギリセーフ、と言う。
桃江はA君に時間制限をかけられていたようだ。
部屋の中に入るとすぐにイチャイチャしはじめる二人。
しかし、A君の携帯が鳴る。
携帯をチラッと見た彼は電話に出ることはせず、プレイに集中するのであった。
しかし、また電話が鳴る。
どうやら、次は今付き合っている彼女からだった。
すかさず電話に出る彼であった。
桃江はプレイ中でも彼女からの電話には出るんだなと、ショックを受けていた。
そのまま彼女が家に来ることになったらしく、セックスは途中で終わりになってしまった。
A君は部屋に髪の毛が落ちていないか確認するように桃江に伝える。
ゆっくり立ち上がった桃江は、私がA君の事好きな事知ってる?、と聞く。
すると、知ってるよ、と答える彼。
ならいい、と桃江。
みじめだなっと思う桃江であった。

相手から卑劣な態度とられると、自分が貴方を好きなことがちゃんと伝わってないんじゃないかって思っちゃうんだよね。
知らないのかもしれない、なら許そうってなるし。
知っててそんな態度とってるとしても、自分は相手が好きだからしょうがないって思っちゃう。
客観的にみたら関わらない方がいいって答えがすぐに出るんだけど、理屈でどうにかなることではないから難しい。
理屈っぽい人からしたら馬鹿な女だなって桃江の事を見る人もいるんだろうけれど。
わかる人には「私が君の事好きって知ってる?」って言葉を選んだあたりが分かりすぎる!って思うんだろうね。

お金持ちの苦悩

寂しさを埋めるために別のセフレと会うことにした桃江。
E君とその夜を過ごすのだった。
彼もなかなか拗らせている。
お金持ちであるがゆえ、自分に群がってるやつらはみんな金目当てだと思っていた。
女はみんなクソだと桃江に言うのであった。
桃江との関係と言えばただセックスをするだけの、それ以上でもそれ以下でもない関係。
E君は桃江に何か欲しいものはあるか?と聞く。
桃江は、ただこうやって会ってくれるだけでいい、と伝えた。
なぜ桃江が彼にそんな言葉を言うかと言えば、A君に同じ言葉を言われたいからである。
E君にそんな内心は伝わらないのだが、彼にとっても桃江にとっても一番心に響く言葉であった。

言われたい言葉を、自分から言う。
それはいい事でもあり、悪い事でもある。
ありがとう、という言葉を使う事で、ありがとう、が戻ってくる。
だからこそ伝えることは大切だったりするけれど、好き、という言葉は、ありがとう、とは訳が違う。
自分が好きって伝えたから、貴方も好きって言ってとは出来ないのである。
求めてしまうことはしょうがないけれど、自分が苦しくなって壊れてしまう前にA君から卒業できるといいなと思った。じゃないと、好きを通りこして憎しみに変わってしまう。

多くを望まないという事

またもや、A君からの呼び出しに急いでいた。
バニーガールの服装をして、ロングコートでかくして向かうのであった。
A君とのセックスの時だけが、自分の辛い想いから解放されると思っている桃江。
他は何もいらないと自分に言い聞かせていた。

欲しい物が手に入った時。
その欲しい物に合う物をまた欲しくなる。
本当は何が欲しかったのか?
それは1番最初の物だったりする。
好きな人が出来た時、一番欲しかった物は『そばに居れる時間が貰えること』なのかもしれない。

トヲルのバレンタイン・デイ

バレンタインの日、トヲルはお気に入りの風俗嬢・心ちゃんから連絡が来た。
チョコレート作ったから食べに来てほしいという事だった。
もちろん風俗を通してではあるが、彼は心ちゃんに会うために予約をするのであった。
しかし仕事で急遽やり直しが出てしまい、予約をキャンセルしなくてはいけなくなるかもしれないと落ち込む彼。
そんな中、桃江含め周りはバレンタインの予定は無し。
勝がトヲルの落ち込みを見て、まさか予定あるのか?と聞いてくれる。
いつも一番頑張っているトヲルのため、みんなで頑張ろうと奮闘し始める。
なんとか仕事を21時までに終わらせることが出来たトヲルは、みんなに感謝して風俗に行くのであった。
トヲルが抹茶が好きだという事を覚えていた心ちゃん。
抹茶チョコをプレゼントされて泣いて喜ぶのであった。
ただし、ちゃんと心ちゃんのためにプレゼントを用意するトヲル。
今回のプレゼントは内心かなり嬉しかった心ちゃんは、トヲルに私以外の人と幸せになってほしいと願うのであった。

チョコレートを餌に風俗の予約させる心ちゃんはやっぱり売れっ子だなと思う。
まんまと引っかかてしまうトヲルも疑う事をしない純粋な奴なんだなって思う。
普通に好みを覚えていたのか、それともメモしているのか知らないけれど、いい子である風に演じているあたりが抜け目ない。風俗に限らず、どんな仕事でも愛嬌って大事だよね。内心で思っていることは別にしても、行動で示すことがどれだけ重要かよくわかる。

駆け引き

仕事も終わり梅と一緒に仕事場でチョコレートケーキを食べていた桃江にもA君から連絡が来ていたようだ。
しかし、今回のお呼ばれは断ったようだ。
初めて断った自分に高揚しつつ、梅とバレンタインを過ごす夜が楽しいと言い聞かせている。
自分はいつも断られている立場だから、逆に同じ思いをすればいいと思っての事らしい。

A君にひどい扱いをされて凹んだら、別のセフレに慰めてもらっている桃江。
A君にはその相手が居ないとでも思っているのだろうか?
残酷ではあるが、桃江が断ったところで別の相手がA君の元へ向かう気がする。
そこまで考えて断っているのならいいのだが、ちょっと感情的になりすぎちゃったかなと思う。
もしもバレンタインという特別な日に呼ばれたのであれば、逆に絶対に行かなければいけなかった日だと思った。

 

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